沖縄観光 景勝地を巡るならいつがベスト?沖縄地方の月別晴れる確率

1月に沖縄に行ってきました。5泊6日で最初の3日間は台風ではありませんが低気圧による強い風と雨で外出が難しいほど悪天候に見舞われました。

4日目にしてようやく晴れて青い空と海を見ることができました。

冬の沖縄

沖縄の景勝地を巡るために、レンタカーを予約してあれこれプランを練りましたが、最初の3日間分を2日で巡り後半は大忙しでした。

あらかじめ1月の沖縄は曇りがちな日が多いと聞いていて、6日間のうち2日間でも晴れた日があってよかったと思いましたが、どれほどの割合なのか計算してみました。

01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
南大東 35 39 40 39 40 53 65 62 60 50 42 36
名護 29 28 31 32 31 36 57 51 50 47 36 32
那覇 28 29 31 31 32 38 54 49 49 45 36 33
久米島 23 25 29 30 32 38 61 56 54 45 32 28
宮古島 25 30 31 31 36 47 59 51 47 43 33 29
石垣島 25 29 31 31 40 51 62 56 50 45 33 28
与那国島 16 20 24 25 35 45 63 56 49 39 24 18

この表のデータは次のように計算しています。

データの集計について:日照時間の割合は、各地点の月ごとの日照時間の平均を月ごとの昼間の時間の平均時間で割った数字です。41 とあるのは1日の日照時間が41% だったことを示しています。昼間(日の出から日没時間が)10時間で、日照時間が4.1時間のとき41%になります。

データ値が低いのは曇りか雨の確立が高いということになります。

南大東から与那国島まで直線にして約850Kmで、東京からおおよそ福岡ぐらいの距離に匹敵します。

距離はあるものの、晴れる確率の傾向としてはどの計算ポイントを見ても似たような値になりました。

視覚的に分かりやすくするためにグラフにしました。

7月をピークに1月にかけて値が下降しているのが分かります。晴れの確立が年間を通して高いのが南大東でした。それに引き換え与那国島に行くにしたがって確率は下がります。

那覇の1月の晴れの確率は28%。名護も同じくらいで沖縄地方の中では高い方です。

ということで、数字から選択すればベストなのは7月(那覇は54%1日置きに晴れる確率)となります。

とはいえ、1月に沖縄に6日間行った場合、72%の4日間くらいは曇りまたは雨で、2日間は晴れの確立が高いので、4日間は屋内2日間は景勝地巡りという風に予定を立てるとよいのかなと思います。

5日間の場合は約1.5日晴れる確率となります。

計算元データ:
●気象庁「過去の気象データ・ダウンロード」の2000年から2016年の日照時間を加工して作成
(http://www.data.jma.go.jp/gmd/risk/obsdl/index.php)

●昼の時間は国立天文台の「こよみの計算」を加工して作成
(http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/koyomix.cgi)